成人式で酒は飲めない?結論年齢によります!法的観点から徹底解説

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2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。

これによって、一部の都道府県では成人式を18歳の時点で開催するとしているところもあります。

では、成人式でお酒は飲めるのでしょうか?今回は成人式とお酒の関係について法的観点から徹底解説していきます。

ちなみにですが、本記事の筆者である僕はビール1杯も飲めないくらいお酒が弱かったです。

しかし、ある方法を7年・30万円以上もかけて発見し、それを実践することで今ではビールを10杯くらい飲んでも全然平気になりました。

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成人式で酒は飲めない?結論年齢によります!

冒頭でも解説しましたが、2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。

つまり、現在の日本では18歳=大人(成人)ということになります。

18歳といえば高校3年生の年齢ですが、18歳の誕生日を迎えた時点で成人(大人)となるため、高校3年生のクラスには大人と未成年者が混在することになります。

成年年齢が20歳から18歳に引き下げられる前まで、多くの都道府県・自治体では1月にある成人の日前後に成人式を開催し、参加者はその年度に20歳になる人を対象としていました。

しかし、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられた今でも20歳での開催を継続している自治体・都道府県がほとんどです。

※三重県伊賀市は2023年1月と3月に19歳と20歳の成人式を、5月に18歳の成人式を開催し、2024年以降は18歳の成人式を5月に開催する予定です。

成人式の開催時期や在り方に関して法的な決まりはないのです。

そして、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられた今でも20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

18歳になったからといってお酒を飲むことはできないのです。

つまり、20歳で成人式に参加した場合はお酒を飲むことができますが、18歳で成人式に参加した場合はお酒を飲むことができません。

成人式でお酒を飲めるかどうかは成人式当日の年齢が20歳以上かどうかで判断してください。

成人式当日の年齢が20歳以上であればお酒を飲んでも問題ありません。20歳未満(=19歳以下)であればお酒は飲めません。

成人式でお酒は用意されている?

以上の理由で、成人式には20歳未満の参加者も多数いることから参加者に対してお酒が配られたり、飲酒をするように勧められることはまずありません。

そんな自治体があれば間違いなく問題になり、ニュースに取り上げられるでしょう。

成人式が終わった後は小学校や中学校・高校などの友達とお酒を飲みに居酒屋に行くというパターンが非常に多いですが、上記でも解説した通り、成人式当日の年齢が20歳未満(=19歳以下)であれば居酒屋であろうとどこであろうとお酒を飲むことはできません。

その年度に20歳になる人を対象とした成人式の場合、早生まれの人はお酒を飲むことができませんが、法律で決まっていることなので仕方ありません。

周りの20歳以上の友達がみんなお酒を飲んでいても我慢しましょう。

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18歳・19歳の成人がお酒を飲んだらどうなる?

20歳未満の飲酒は未成年者飲酒禁止法という法律で禁止されており、以下2つのことが定められています。

【1】20歳未満の者はお酒を飲んではならず、未成年の子供がいる親は、子供がお酒を飲むのを知ったときは止めなければいけないこと。

出典:国税庁

【2】お酒の販売業者は、20歳未満の者がお酒を飲むことを知ってお酒を販売してはならず、20歳未満の者の飲酒防止のために年齢確認などの措置を行う必要があること。

出典:国税庁

では、もし18歳・19歳の成人がお酒を飲んだらどうなるのでしょうか?

結論から言うと、お酒を飲んだ本人に対する罰則はありません。

【1】の場合、罰則として親に対して科料が課せられます。科料とは1,000円以上1万円未満の金額を支払わせる刑罰のことです。

【2】の場合、罰則として販売業者に対して50万円以下の罰金が課されます。

しかし、20歳未満の飲酒は脳障害や肝臓障害などの身体的な影響だけでなく、精神面における影響(アルコール依存症になりやすいなど)もあります。

特にアルコール依存症は飲酒開始年齢が若いほど短期間で発症するケースが多いと言われているので注意が必要です。

20歳未満の人は成人であっても絶対に飲酒はしないようにしましょう。

18歳・19歳の成人はお酒だけでなくタバコも禁止

ちなみにですが、お酒と同様にタバコ(喫煙)も20歳未満は法律で禁止されています。

成人式当日は会場の外などでタバコを吸っている参加者もいますが、お酒と同様に成人式当日の年齢が20歳以上でない場合はタバコを吸うのは絶対にやめましょう。完全な法律違反です。

20歳未満の喫煙は未成年者喫煙禁止法で禁止されており、20歳未満の喫煙が発覚した場合は上記のお酒のケースと同様、本人に対する罰則はなく

  • 親に対して科料(1,000円以上1万円未満)
  • 販売業者に対して50万円以下の罰金

が課せられます。

20歳未満の人が喫煙をすると、健康を害する可能性が非常に高くなります。

具体的にはタバコに関連する疾患(肺がんをはじめとする各種がんや脳卒中・心筋梗塞・気管支炎・歯周病など)にかかるリスクが高まります。

20歳未満の人は成人式はもちろんのこと、喫煙は絶対にやめましょう。

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今回は成人式でお酒は飲めないのか?について解説していきました。

結論としては成人式当日の年齢が20歳未満であればお酒は飲めません。20歳未満の飲酒は法律違反なのでご注意ください。