お酒の下戸の割合は?世界的には?徹底調査してみた

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お酒に弱い人のことを下戸(げこ)と言いますが、日本における下戸の割合はどれくらいなのでしょうか?

本記事ではお酒に弱い・下戸の割合を調査してみました。日本だけでなく世界で見た割合も調査してみました。

ちなみにですが、本記事の筆者である僕はビール1杯も飲めないくらいお酒が弱かったです。

しかし、ある方法を実践することで今ではビールを10杯くらい飲んでも全然平気になりました。

そんな究極の方法を以下でご紹介しているので、気になる人はぜひ以下のボタンからチェックしてみてください。

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お酒の下戸の定義は?

まずはお酒が飲めない・弱い(=下戸)の定義から解説しておきます。

結論から言うと、下戸の明確な定義はありません。

※詳しくは「お酒弱いの基準は?下戸の基準はどのくらいか徹底解説!」をご覧ください。

なので、本記事では一旦、下戸=アルコールパッチテストの結果がALDH2不活性型またはALDH2低活性型の人と定義しておきます。

ちなみにですが、ALDH2は「アルデヒドデヒドロゲナーゼ2」とも呼ばれており、これが不活性(=全く機能しない)または低活性(=あまり機能しない)だとお酒を飲んだ後にアセトアルデヒドが体内に貯まりやすくなってしまうのです。

アセトアルデヒドは聞いたことがある人も多いと思いますが、アルコールが肝臓で分解されたときに発生する毒性物質のことです。

毒性物質なので、体内に貯まってしまうと頭痛や吐き気、顔や体の紅潮など不快な症状を引き起こします。

お酒の下戸の割合(日本編)

下戸の定義が明確になったところで、ここからは日本における下戸の割合について解説していきます。

先ほどご紹介したALDH2は日本だと活性型が56%、低活性型が40%、不活性型が4%と言われています。

なので、結論としては日本人の約44%が下戸ということになります。

結構多い数字ですよね?「日本人はお酒に弱い」とよく言われていますが、これはデータから見ても事実なのです。

日本人に下戸が多い理由としては様々な説があります。

もともと日本人にはお酒が強い人が多かったが、中国大陸からやってきた渡来人によってお酒に弱い遺伝子が日本に持ち込まれ、それが原因となってお酒が弱い日本人が増えたという人もいます。

※お酒の強さは遺伝することが医学的に認められています。詳しくは「下戸は遺伝子で決まる!でも下戸を治す方法はあるのでご紹介します」をご覧ください。

お酒の下戸の割合(都道府県編)

では、下戸の人はどの都道府県に多いのでしょうか?

九州の人はお酒に強いなどよく言われますが、それは本当なのでしょうか?

以下の表はALDH2活性型の割合を都道府県別に示したものです(日本全体のALDH2活性型は先ほども解説した通り56%です)

結論としては1位は秋田、2位は岩手と鹿児島、3位は福島でした。

都道府県ALDH2活性型の割合
秋田76.7%
岩手71.4%
鹿児島71.4%
福島70.4%
埼玉65.4%
山形65.1%
北海道68.4%
沖縄64.8%
熊本64.3%
高知64.0%
千葉63.4%
青森63.2%
宮城63.2%
新潟62.4%
神奈川61.9%
香川61.6%
大分60.2%
宮崎60.2%
東京60.0%
栃木59.8%
茨城59.3%
山梨59.3%
長野58.5%
福井58.5%
鳥取58.5%
島根58.5%
愛媛58.5%
兵庫57.8%
福岡57.8%
静岡57.8%
山口56.3%
佐賀56.3%
長崎56.3%
徳島56.0%
滋賀55.8%
京都55.5%
群馬54.8%
富山54.8%
岡山53.8%
奈良53.3%
大阪53.0%
広島52.4%
和歌山49.7%
岐阜47.6%
石川45.7%
愛知41.4%
三重39.7%
原田勝二・元筑波大学教授調べ

※「沖縄に下戸が少ない理由は?歴史的背景から解説!」もぜひ合わせてご覧ください。

上位の都道府県を見てみると、東北・九州が多くを占めています。

逆に関西圏は下戸が多いようです。

なので「九州の人はお酒に強い」という説は正しいということがわかります。

お酒の下戸の割合(世界編)

では、世界における下戸の割合はどうなのでしょうか?

結論から申し上げますと、コーカソイド(白人)やネグロイド(黒人)はほぼ100%がALDH2活性型です。ALDH2低活性型やALDH2不活性型はほとんどいないと言われています。

日本人のようなALDH2低活性型やALDH2不活性型を持つ人種はモンゴロイド(黄色人種)だけに見られる特徴です。

以下は世界における下戸の割合を示したものです。

人種ALDH2低活性型・不活性型の割合
日本人44%
韓国人28%
中国人41%
タイ人10%
フィリピン人13%
インド人5%
ハンガリー人2%
ナバホー人2%
イスラエル人0%
エジプト人0%
ドイツ人0%
スウェーデン人0%
フィンランド人0%
ケニア人0%
出典:アルコール臨床研究のフロントライン

以上より、世界規模で見たら下戸は非常に珍しいと言えます。

下戸を克服する方法はあるのか

先ほども解説した通り、お酒の強さは遺伝することが医学的に認められているため、お酒は強くなりたいと思ってもなかなかなれるものではありません。

飲んで吐いてを繰り返せば飲めるようになるという人もいますが、それは医学的にも完全に間違っているのでご注意ください。

※詳しくは「お酒に強くなるには吐くのがいいって本当?筋トレやランニング・手術や注射は?医学的視点から解説」をご覧ください。

ちなみにですが、本記事を執筆している筆者もお酒が全く飲めない下戸です。

アルコールパッチテストの結果は残念ながらALDH2不活性型でした。

私は下戸が原因でたくさんつらい思いをしてきました。

※「下戸が生きづらい・つらい理由は?地獄を見た筆者の体験談と克服法」もぜひ合わせてご覧ください。

サークル・会社の飲み会、花見、合コンなどあらゆる場面で人から笑われたり・馬鹿にされたり、「お前はつまらない」とも言われました。

※「下戸がうざい・つまらないと言われる理由&下戸を克服する究極の方法」もぜひ参考にしてください。

下戸であるという理由だけで会社の出世ルートから外れました。

※「下戸は出世できない?僕はお酒が飲めなくて出世ルートから外れました」もぜひ参考にしてください。

本記事を読んでる人の中にも、私と同じくお酒が飲めないことで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

しかし、私は7年・総額30万円以上もの時間とお金を使って、こんな下戸な私でもお酒が飲める究極の方法を見つけました。

本やネットにも書かれていない貴重な情報です。

この方法を使うことで私はお酒が飲めるようになり、人生が変わりました。

「お酒が飲めるかどうかは遺伝だから克服法はない」というのは嘘です。

下戸でもお酒が飲めるようになる方法に興味がある人はぜひ以下のボタンからその方法を見てみてください。

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