「下戸の肴荒らし(げこのさかなあらし)」ということわざをご存知でしょうか?
あまり聞き慣れないことわざだと思いますが、社会人であれば知っておきたいことわざの1つです。
本記事では「下戸の肴荒らし」の意味について解説した後、「下戸の肴荒らし」の使い方や例文・由来まで徹底解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
ちなみにですが、本記事の筆者である僕はビール1杯も飲めないくらいお酒が弱かったです。
しかし、ある方法を7年・30万円以上もかけて発見し、それを実践することで今ではビールを10杯くらい飲んでも全然平気になりました。
そんな究極の方法を以下でご紹介しているので、気になる人はぜひ以下のボタンからチェックしてみてください。
「下戸の肴荒らし」とは?意味を解説
「下戸の肴荒らし」は「下戸はお酒を飲まない代わりに、料理をたくさん食べる・食い荒らす」という意味です。
下戸(げこ)はお酒が飲めない・弱い人のことです。
自分が下戸かどうかはアルコールパッチテストという簡単な検査を行うとすぐにわかります。詳しくは「お酒弱いの基準は?下戸の基準はどのくらいか徹底解説!」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
「下戸の肴荒らし」は上記の意味の通り、あまりいい意味では使われません。
今は昔と比べて少しはマシになりましたが、下戸はお酒が飲めないという理由だけで仲間外れにされたり、馬鹿にされたりすることもあります。
本記事の筆者である僕も元々はビール1杯すらも飲めない下戸で、非常につらい人生を送ってきました。
※詳しくは「下戸が生きづらい・つらい理由は?地獄を見た筆者の体験談と克服法」をご覧ください。
ちなみにですが、自分が下戸かどうかは遺伝である程度決まっています。
両親が下戸であればその子供も基本的には下戸になりますし、両親が酒豪であればその子供も基本的には酒豪になります。
詳しくは「下戸は遺伝子で決まる!でも下戸を治す方法はあるのでご紹介します」をご覧ください。
「下戸の肴荒らし」の使い方・例文
ここからは「下戸の肴荒らし」の使い方として例文を4つご紹介していきます。
下戸の友達と飲み会を開くと、下戸の肴荒らしとなって料金が高くなりがちだ。
今の時代はお酒を飲まない人が増え、パワハラにも厳しくなってきたので、下戸に「下戸の肴荒らし」と批判するのはタブーとされている。
下戸の肴荒らしと言われないよう、食べ放題プランを注文した。
お酒に強い人を上戸、お酒に弱い人・飲めない人を下戸と呼び、さらには下戸の肴荒らしといってお酒に弱い人・飲めない人を馬鹿にしたものだ。
※「下戸の反対は?上戸・ザルの意味は?対義語(反対語)や類語を徹底紹介」もぜひ合わせてご覧ください。
「下戸の肴荒らし」の由来
「下戸の肴荒らし」には「肴(さかな)」という漢字が含まれていますが、「肴」とはお酒のつまみのことです。
下戸はお酒を飲まない代わりに肴(=お酒のつまみ)を食い荒らすという意味で「下戸の肴荒らし」と呼ばれるようになりました。
今では「さかな」と聞くと「魚」という漢字を思い浮かべる人がほとんどかと思いますが、江戸時代の頃からは酒席のごちそうとして焼き魚や刺身などの魚類が好まれるようになり、肴(お酒のつまみ)が魚類であることが多くなりました。
その結果、いつしか肴=魚となったそうです。
ちなみにですが、長野県の一部地域で今も行われている伝統の盃事(さかずきごと)である「北信流」では、盃(=酒を飲むのに使う小さな容器)を交わす際に歌う謡曲を「おさかな」と呼んでいます。
お酒とさかなには昔から深い関係があることがわかります。
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今回はことわざの1つである「下戸の肴荒らし」をご紹介していきました。
「下戸の肴荒らし」は現在はあまりいい意味では使われていないので、使う際は十分ご注意ください。